銅という金属は、硬化など身近な所で使われていますが、今回は銅の性質と製法についてご紹介いたします。

銅は、原料である黄銅鉱を溶鉱炉に入れて、粗銅という物質に変化させ、電解精錬という工程を行うことにより、純銅を得ることができますよ。

電解精錬とは、陽極側に粗銅を使っていて、陰極側に純銅を使い、電圧をかけることにより、粗銅の中の不純物が溶け出したり、含まれていた金や銀が分解されるのです。

電子は陽極から陰極の純銅へと受け取られ、単体の純銅を得ることができるのです。

銅の性質として、展性や延性に優れていますので扱いやすく、電気伝導性が大きいため家電などでも用いられているのです。

空気中では緑青と呼ばれる銅のサビが発生し、酸化力のある酸には溶けやすいという性質を持っています。

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