
多くの金属が錆びる印象があると思いますが、金属の中にも錆びやすい金属、錆びにくい金属があるのをご存知でしょうか。
錆びやすい金属として挙げられるのが鉄や亜鉛、逆に錆びにくい金属と言えるのは金や銀でしょう。
金属が錆びるのは、他の物質との化合が原因です。ではなぜ化合するのかと言うと、金属の中の原子が電子を失って「イオン」と呼ばれる状態になるからです。
そのことから化合のしやすさは「イオン化傾向」と呼ばれます。
錆びにくい金や銀は、このイオン化傾向が低い、つまりイオンになりにくいので殆ど錆びずにずっと輝きが続くのです。
逆に錆びやすい金属、例えば鉄はイオン化傾向の強い金属となり、時間が経つにつれて自然と錆が出てきてしまいます。
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