
ステンレスと言えば錆びない、錆びにくい金属として有名ですが、実は既に錆びているというのはご存知でしたでしょうか?
どういうことかというと、これはステンレスの材料に理由があります。
ステンレスはスチールとニッケル、そしてクロムを合わせた合金です。
既に錆びているというのは、ステンレスの表面には”酸化皮膜”という薄い錆があるからで、これは錆であると同時にステンレスを錆びさせないために必要なものなのです。
この酸化皮膜で表面を少し錆びさせることで、それ以上酸化させないことで、内部まで錆が発生しないようにしています。
鉄などにはこの酸化皮膜がないので、一般的に言われる”赤錆”がよく発生してしまうのですね。
ただ、酸化皮膜もあくまで「錆びにくくする」だけなので、環境や条件が合わさればステンレスでもそれ以上に錆びてしまうことがあります。
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